8時ちょうどには目が覚めていたが、暖房器具のない部屋は寒すぎて布団に籠城しているうちに昼になっていた。いい加減起きねばとくまちゃんの半纏を手繰り寄せたところでかたんと軽い音を立てて何かが落ちた。甘い色の光を零す夜の街灯、あるいは魔法少女が悪…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。